2007.03.31 (Sat)
さよなら2006年度
2006年度が終わるね。夫が単身赴任から戻ってきて再び4人で暮らした、子どもたちが受験生だった、長男の部活が全国大会に行った、新しいバイオリンを入手した、さらに車まで、そんな2006年度であった。特にうれしかったのは長男が高校を卒業したこと、次男が高校に合格したこと、そして私のまわりの人たちがみんな元気だったこと。
明日から新年度。仕事、新たな気持ちで、慎重にしよう。バイオリンを始めて9年目になる。10年経ったら少しはマシになるかなぁと思っている。あと2年、心して精進しよう。
こんなふうに、これからのことに気持ちが向くのは元気な証拠。数年前、元気の出なかった頃には、元旦、なぁーーんにも新しい気持ちになれなかった。つらかった。今は大丈夫。明日から長男が受験体制に入ると言っている。私、力込めて家族みんなをサポートするよ。気合、気合。そういえば2年前、仕事始めたばかりの頃、緊張して出勤する私に次男は柔道部の仲間を励ますやり方で、朝、気合を入れて送り出してくれた。うれしかったよ。背中をバンバンたたくの。
明日から新年度。仕事、新たな気持ちで、慎重にしよう。バイオリンを始めて9年目になる。10年経ったら少しはマシになるかなぁと思っている。あと2年、心して精進しよう。
こんなふうに、これからのことに気持ちが向くのは元気な証拠。数年前、元気の出なかった頃には、元旦、なぁーーんにも新しい気持ちになれなかった。つらかった。今は大丈夫。明日から長男が受験体制に入ると言っている。私、力込めて家族みんなをサポートするよ。気合、気合。そういえば2年前、仕事始めたばかりの頃、緊張して出勤する私に次男は柔道部の仲間を励ますやり方で、朝、気合を入れて送り出してくれた。うれしかったよ。背中をバンバンたたくの。
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2007.03.29 (Thu)
25年
今日、仕事が終わって、自転車でダッシュして駅へ。25年ぶりの友だちに会うのだ。彼女とは高校生のとき同じ下宿だった。朝ご飯のときも晩ご飯のときもいっしょ、同じお弁当、今思うと、いっしょに育ったんだねぇ。横浜在住の彼女は今日このふるさとに10年ぶりに来て、電車の発車時刻までの1時間、会ってくれることになっていた。
改札口でドキドキしながら待つ。あ!来た来た!全然変わっていなくてすぐにわかった。わぁぁと言いながら握手し抱き合う。あぁ、ほんとに25年も会っていなかったんだね、会えて嬉しくてたまらない気持ち。お茶を飲みながらいろんな話をする。1時間、あっという間だったが、25年の歳月がここにぎゅっと集まってきたような非常に充実した「とき」だった。
ホームまで行って見送ろうとすると「泣くから来ないで」と言う。下宿生だった頃、駅での親との別れのときはいつも泣いていたと言う。私もそうだったよ、いっつも泣いていた。16歳や17歳だった私たちはずいぶん頑張っていたと思うよ。改札口でお別れをした。またいつか会おうね、会えるよね。
改札口でドキドキしながら待つ。あ!来た来た!全然変わっていなくてすぐにわかった。わぁぁと言いながら握手し抱き合う。あぁ、ほんとに25年も会っていなかったんだね、会えて嬉しくてたまらない気持ち。お茶を飲みながらいろんな話をする。1時間、あっという間だったが、25年の歳月がここにぎゅっと集まってきたような非常に充実した「とき」だった。
ホームまで行って見送ろうとすると「泣くから来ないで」と言う。下宿生だった頃、駅での親との別れのときはいつも泣いていたと言う。私もそうだったよ、いっつも泣いていた。16歳や17歳だった私たちはずいぶん頑張っていたと思うよ。改札口でお別れをした。またいつか会おうね、会えるよね。
2007.03.28 (Wed)
続・たいへんな一日
今日は、命日と、ランチと、親睦会。朝、起きてすぐに掃除をして、仏壇にお供えをする。弟夫婦がお参りに来てくれる。お昼近くに自転車で街へ。高校の同期3人でランチ。たくさんしゃべる。家に帰って、しばし休憩。晩ご飯を作って、次は職場の親睦会。年に一度しかない宴会の日なのだ。さすがに今日は終了後すぐに帰宅。私の職場の人たちは仕事中、白衣を着て帽子をかぶっているので、私服で髪を出している姿は見慣れていない。新鮮。別人みたい、みんな。明日は仕事だから、しっかり寝よう。
2007.03.27 (Tue)
たいへんな一日
たいへんな一日だった。今日は長男の部活の最後の演奏会。朝、長男を美容室に送り、郵便局に行き、すぐに長男を迎えに。速攻で昼ごはんのあと、合唱の演奏会を行なうホールへ長男を送り、食料を買いに。職場にちょっと用事とガソリンスタンド&洗車。帰ってきて夕食の用意。そして夕方5時に駅前で友だちと待ち合わせ。一緒に演奏会を聴くのだ。開場約1時間前から並んだ。それでも既に大勢の人たち。つもる話をしながら待つ。友だちと夫と次男と聴いた。
演奏会は泣きながら聴いた。今、なんとも興奮状態で書けないが。
終了後、3年生のお母さん方と遅い晩ご飯&おしゃべり。いろーーんな話。車で来ていたので2人送る。車の中でまたしみじみと話す。帰ってきたのは12時だった。
演奏会は泣きながら聴いた。今、なんとも興奮状態で書けないが。
終了後、3年生のお母さん方と遅い晩ご飯&おしゃべり。いろーーんな話。車で来ていたので2人送る。車の中でまたしみじみと話す。帰ってきたのは12時だった。
2007.03.26 (Mon)
自転車、乗ったよ
今年はじめて自転車に乗った。スイスイ。やっぱり自転車はいいわぁ。職場に着いて「今日、自転車で来たさぁ!」と自慢すると「えっ?今日は午後から荒れるんだよ、知らなかったの?」と言われて驚く。でも大丈夫だった、少し風が強くて少し寒かったくらいで。それにしてもみんな天気予報に詳しいね。
明日は、長男の合唱の部活の定期演奏会。1、2年生中心のステージだが最後のほうで息子たち3年生もいっしょに数曲歌う。苦楽を共にしてきた仲間との最後のステージ。例年、歌っている人たちも聴いている人たちも涙、涙、涙。いよいよお別れだね。
明日は、長男の合唱の部活の定期演奏会。1、2年生中心のステージだが最後のほうで息子たち3年生もいっしょに数曲歌う。苦楽を共にしてきた仲間との最後のステージ。例年、歌っている人たちも聴いている人たちも涙、涙、涙。いよいよお別れだね。
2007.03.25 (Sun)
自転車、乗れそう
昨日は仕事が休みで、午前中は美容室へ。午後は次男と洋服を買いに。4月から私服で通学するので困らない程度に購入。以前から思っていたのだが、家族みんな一年中半そでTシャツを着るので、冬や春にも豊富に売っていたらいいのに。夏みたいに。そういえば次男は私服の学校だから下駄で行けると思っていたらしい。おでかけはいつも下駄なのだ(冬以外)。「下駄はダメなんだよ、兄ちゃんが言っていたもの。」と言うと、ものすごくがっかりしていた。残念だねぇ。
夜は家族で私の親の家へ。お祝いの晩ごはんを食べる。74歳の母が、お祝いのご飯を用意してくれること、片付けもせずに帰らせてくれること(悪いかな?ずるい?でもいつもそう)、感謝&幸せ。母は大きくなった孫2人+夫を見て「お父さんが3人いるみたい」と言う。いつもは意識していないが、家族4人が揃うと、けっこう可笑しいかも。私、小さく見えるかも。
今日と明日は仕事。通勤の道の雪はほとんど消えて、乾いている。明日から自転車に乗ってみようかな。今年は早いね。
夜は家族で私の親の家へ。お祝いの晩ごはんを食べる。74歳の母が、お祝いのご飯を用意してくれること、片付けもせずに帰らせてくれること(悪いかな?ずるい?でもいつもそう)、感謝&幸せ。母は大きくなった孫2人+夫を見て「お父さんが3人いるみたい」と言う。いつもは意識していないが、家族4人が揃うと、けっこう可笑しいかも。私、小さく見えるかも。
今日と明日は仕事。通勤の道の雪はほとんど消えて、乾いている。明日から自転車に乗ってみようかな。今年は早いね。
2007.03.23 (Fri)
22歳
今日は結婚記念日である。夫は私の年齢を使って、何年経ったか計算している。えーと、22歳だったから21年ね、と。自分が何歳だったか覚えていないらしい。夫も私も仕事が休みで、子どもたちも学校がなくて、食べものは昨日のカレーがたっぷりあって、すばらしく楽チンな、いい結婚記念日。午後から夫と次男と3人で出かける。次男の入学式用のスーツを買う。よかったね。
今日は私立高校の合格発表。高得点の人は入学金や授業料が免除の奨学生になれる。次男は奨学生狙いで受験していたが点数が足りず、普通に合格だった。公立が失敗だったらエラいことになっていたね、と胸をなでおろす。あぶない、あぶない。幸せ感が一気に増す。
今日は私立高校の合格発表。高得点の人は入学金や授業料が免除の奨学生になれる。次男は奨学生狙いで受験していたが点数が足りず、普通に合格だった。公立が失敗だったらエラいことになっていたね、と胸をなでおろす。あぶない、あぶない。幸せ感が一気に増す。
2007.03.22 (Thu)
合格祝い
次男の高校合格祝い、ネットで注文していたものが届いた。
日本刀 新撰組 三番隊 組長 斉藤一 鬼神丸 【模造刀】掛台付 というもの。物騒な気がしていたが、そんなことはない。こういうものは初めて見た。なかなかカッコよくていいもんだね。床の間に置きたくなった。でも次男が自分の部屋に飾っている。そりゃそうだよね、合格祝いだもんね。
日本刀 新撰組 三番隊 組長 斉藤一 鬼神丸 【模造刀】掛台付 というもの。物騒な気がしていたが、そんなことはない。こういうものは初めて見た。なかなかカッコよくていいもんだね。床の間に置きたくなった。でも次男が自分の部屋に飾っている。そりゃそうだよね、合格祝いだもんね。
2007.03.20 (Tue)
おはぎ
今日は仕事が休み。お彼岸なのでおはぎを山ほど作る。もち米5合、小豆500gで37個。我家は皆(仏さんも)おはぎ好き。お彼岸あたりは、ごはんもおやつも、おはぎになる。私は手作りのおはぎで育ったわけではない。結婚して夫の母がお彼岸のたびにたくさん作っていて、ごはんとおやつに登場するので驚いたものだ。母が亡くなってしまい、自分で作るようになった。母も私が作るようになって驚いているだろうなー。節目の日に特別なものを作るというのは性に合っていて気分もいい。そして夫も子どもたちも、おはぎが大好きなので非常に作り甲斐がある。
家の照明器具は25年間使っていて危険な感じだったし暗かった。午後、新しいものに取り替える業者の人が来た。新しい!明るい!ほこりが目立つ!最近の照明はスイッチ入れるとピッと電子音がするんだね、知らなかった。
その後、お寺の納骨堂にお供えに行く。うちはお墓じゃなくてお寺なのだ。私がお供えをするようになって9年くらいだ。お彼岸やお盆に行く、なじみの場所になっているためか、誰もいない納骨堂にひとりで行っても全然平気。その事実に我ながら驚く。
おはぎと電気とお寺で、あわただしい休みだった。明日が仕事という日は、夕方から心の中で少し構えている。これをなくしたい。構えたって考えたってどうしようもないのだから。今日は今日のことだけ考えて、今を大切にして、もっと楽な気持ちでいられたらいいね。
家の照明器具は25年間使っていて危険な感じだったし暗かった。午後、新しいものに取り替える業者の人が来た。新しい!明るい!ほこりが目立つ!最近の照明はスイッチ入れるとピッと電子音がするんだね、知らなかった。
その後、お寺の納骨堂にお供えに行く。うちはお墓じゃなくてお寺なのだ。私がお供えをするようになって9年くらいだ。お彼岸やお盆に行く、なじみの場所になっているためか、誰もいない納骨堂にひとりで行っても全然平気。その事実に我ながら驚く。
おはぎと電気とお寺で、あわただしい休みだった。明日が仕事という日は、夕方から心の中で少し構えている。これをなくしたい。構えたって考えたってどうしようもないのだから。今日は今日のことだけ考えて、今を大切にして、もっと楽な気持ちでいられたらいいね。
2007.03.18 (Sun)
することがない!
次男は、することがない!と言っている。4月9日が入学式。こんなに時間がある日々も、しばらくないね、きっと。塾の講習に行って高校の勉強をしている人もいるんだろうね。さぁ、何をしたら良いかな。
今日は仕事から帰ってすぐに実家へ。明日、母の誕生日なので昨日作っておいたケーキを届ける。紅茶のシフォンケーキ。両親と一緒にケーキを食べて、自由にしゃべって帰ってくる。明日も仕事。ちょっとハードだけれど頑張ろう。落ち着いて生活できるはず。受験が終わったんだもの。
今日は仕事から帰ってすぐに実家へ。明日、母の誕生日なので昨日作っておいたケーキを届ける。紅茶のシフォンケーキ。両親と一緒にケーキを食べて、自由にしゃべって帰ってくる。明日も仕事。ちょっとハードだけれど頑張ろう。落ち着いて生活できるはず。受験が終わったんだもの。
2007.03.16 (Fri)
届いたよ!

プーさんのお祝い電報が!
次男が第1志望の高校に合格した。長男と同じ学校。
徒歩40分の道のり、本日も歩いて発表を見に行った次男。帰りを待っていられなくて高校のHPを検索。長男の大学合格発表のときとは違って、いとも簡単に開く。かえってこわい。ものすごく緊張する。クリックする手に汗握る。51番が、はじめは隠れていて、ダメだったかと思ったがスクロールすると現れた!あぁぁぁ受かった!外で雪かきをしている夫のところに走って行って、受かったよ~よかったね~と喜んだ。その後、受験番号まちがっていないだろうねという夫の言葉に不安になって、次男の部屋に行き受験票をよぉぉく見る。大丈夫。
次男が合格通知書をもらってきた。本当に受かったんだね、よかった。合格発表を見て3年前の長男のときは「大変なのはこれからだ」と何かに圧倒されそうな気持ちになったけれど、次男のときは「うそじゃないだろうね」とひたすら疑った。午後ゆっくり見に行った、学校の掲示板の前で。
長男は今日、高校の部活の3年生たちと卒業旅行、温泉に1泊。3年間、数え切れないほどの回数、遠征で宿泊をしてきた。皆で泊まるのもきっと最後だね。私は今日と明日、仕事が休み。ゆっくりしよう。実感は湧かないけれど今回の戦いは終わったんだなぁ。
2007.03.15 (Thu)
宴
2007.03.14 (Wed)
本当に偶然に
2007.03.11 (Sun)
次男の卒業式
今日は次男の中学校の卒業式だった。次男は皆勤賞をねらっていた。38度の熱があっても学校に行っていて(非常識!)無遅刻無欠席だった。が、1年生の1日だけ法事のために早退したことがあり、対象外だった。そういう人は例年、精勤賞というものがもらえるらしいのだが、今年から皆勤賞も精勤賞も無くなったらしい。とっても残念。
卒業証書授与で、パフォーマンスが。ステージで校長先生に証書を渡されたあと中央の階段から降りるとき、水色のハンカチをとりだし涙を拭く格好をした男の子がいた。ハンカチ王子!笑いが起こった。
今、家の照明器具を何か所か新しくしようとカタログを見ている。私の新たな目標ができてよかった。夢中。
卒業証書授与で、パフォーマンスが。ステージで校長先生に証書を渡されたあと中央の階段から降りるとき、水色のハンカチをとりだし涙を拭く格好をした男の子がいた。ハンカチ王子!笑いが起こった。
今、家の照明器具を何か所か新しくしようとカタログを見ている。私の新たな目標ができてよかった。夢中。
2007.03.09 (Fri)
光
昨日、長男が受けた大学の合格発表だった。正午にインターネット上で合格者の受験番号を発表するという。そわそわして待つ。しかしその時間になるとアクセスが集中して大学のHPのトップページにも、つながらない。息子は何度も開こうとするが全然だめ。「Kの家に行ってこようかな。」と小学校からの友だちの家(徒歩3分)の「光」を頼ろうとしたりする。結局1時間近く経って見ることができた。あとでK君のお母さんに電話をしたときに「行こうとしたんだよ」と言うと、K君も結果がとても気になって「どうだったかなぁ、A(息子)のところに行ってこようかな。」と言っていたそうだ。実際はメールでやりとりをしたんだけれど。K君のところの「光」でも混雑時は開けないって言っていた。
合格発表を現地に見に行く人は少なくなっているらしい。今後はインターネット上のみになる可能性もあるらしい。昔はテレビやラジオですぐに名まえを発表していたよね。そして新聞にも載っていた。世の中、変わったね。
合格発表を現地に見に行く人は少なくなっているらしい。今後はインターネット上のみになる可能性もあるらしい。昔はテレビやラジオですぐに名まえを発表していたよね。そして新聞にも載っていた。世の中、変わったね。
2007.03.08 (Thu)
なみだ
なみだも出ないわ、と長男が言う。大学は来年また受ける。
長男の小学生のときからの友だちのお母さんに電話した。子どもを通じて結果を知っている彼女は「すごく残念だった、自分の息子のときよりも。」と言うので私は初めて泣きそうになった。多分、宅浪の二人になると思う。でも前向きな息子たち。あの子たちなら大丈夫、頑張れるよね、と励まし合った。こんなふうに話ができる人がいてよかったなぁ。浪人は私にとっては未知の世界。どんな生活になるかな。
足切りを連想するので買いたくなかったキットカットをやっと買う気になった。解禁。
長男の小学生のときからの友だちのお母さんに電話した。子どもを通じて結果を知っている彼女は「すごく残念だった、自分の息子のときよりも。」と言うので私は初めて泣きそうになった。多分、宅浪の二人になると思う。でも前向きな息子たち。あの子たちなら大丈夫、頑張れるよね、と励まし合った。こんなふうに話ができる人がいてよかったなぁ。浪人は私にとっては未知の世界。どんな生活になるかな。
足切りを連想するので買いたくなかったキットカットをやっと買う気になった。解禁。
2007.03.07 (Wed)
五分五分
今になって、受験したふたりともが五分五分であることが頭から離れなくなって胸が痛い。でも神さまが決めてくれるね、こっちがいいよ、って。今夜、我が家には、まったく眠れそうにない人が1名。
2007.03.06 (Tue)
ツルツル
今日、次男が高校入試だった。朝、車で送るつもりだったのに断られる。歩いて行くと言う。40分かかる道。今朝は特別にツルツルの道。すべって転んで頭打ったり骨折したりするんじゃないかと思うほど。たどり着くだけで疲れてしまわないか心配、などと言っても頑として断り、歩いて行った。夫は「鉄下駄で行くと言わなかっただけいいか」。
無事に受験をして帰ってきた。受験勉強の期間、次男は経過報告のような発言を一切しなかった。自信あるとかないとか、何の教科がどうとか。私は安心したくて、手応えを感じるかとか、いい感じで進んでいるかとか、聞いたことはあるが、いつも同じ答え。「さぁ?やってみなけりゃわからないよ」。思いを表現しない次男は、いつも淡々としていて、つらいのかどうかもわからなかった。ただ明らかに以前と違って内面で、自分の世界で、勉強をしていた。親の全く関与しない世界でやっていた。幼かった次男が成長したように思える受験勉強期間だったので、その結果は本人も親もしっかり受け止めることができると思う。
我が家の受験生ふたりは、しばらくは勉強しなくていいふたり、になった。
無事に受験をして帰ってきた。受験勉強の期間、次男は経過報告のような発言を一切しなかった。自信あるとかないとか、何の教科がどうとか。私は安心したくて、手応えを感じるかとか、いい感じで進んでいるかとか、聞いたことはあるが、いつも同じ答え。「さぁ?やってみなけりゃわからないよ」。思いを表現しない次男は、いつも淡々としていて、つらいのかどうかもわからなかった。ただ明らかに以前と違って内面で、自分の世界で、勉強をしていた。親の全く関与しない世界でやっていた。幼かった次男が成長したように思える受験勉強期間だったので、その結果は本人も親もしっかり受け止めることができると思う。
我が家の受験生ふたりは、しばらくは勉強しなくていいふたり、になった。
2007.03.05 (Mon)
とんかつ
明日は次男の公立高校の入試である。今夜はとんかつ。明日のお弁当もとんかつ。今の状況に感謝しながら、とんかつを作成。
今日は、同級生のお母さんからショックな話を聞いた。中学校、行けなくなってしばらく休んでいたので公立高校受けられなくて、私立高校は受験の日、高熱が出て受けられなかったという。小学生のときから知っている、身近な子。大変な思いをしていたんだなぁ。苦しかっただろうなぁ。お母さん、「さすがにキツかった」って言っていた。
人生、どんなことが起こるか本当にわからないものだなぁ。私も色んなことがあったけれど、そしてこれからも大変なことがたくさん起こるのだろうけれど。今を生きるしかないんだよね。誰も昨日や明日を生きることはできないものね。つらいことを乗り越えたとき、あぁこういうことだったのか・・って思えるといいよね。そのためには長い時間が必要なんだよね。
今日は、同級生のお母さんからショックな話を聞いた。中学校、行けなくなってしばらく休んでいたので公立高校受けられなくて、私立高校は受験の日、高熱が出て受けられなかったという。小学生のときから知っている、身近な子。大変な思いをしていたんだなぁ。苦しかっただろうなぁ。お母さん、「さすがにキツかった」って言っていた。
人生、どんなことが起こるか本当にわからないものだなぁ。私も色んなことがあったけれど、そしてこれからも大変なことがたくさん起こるのだろうけれど。今を生きるしかないんだよね。誰も昨日や明日を生きることはできないものね。つらいことを乗り越えたとき、あぁこういうことだったのか・・って思えるといいよね。そのためには長い時間が必要なんだよね。
2007.03.04 (Sun)
高校を卒業するということ
長男が高校を卒業した。我が子が高校を卒業することは私にとっては初めてのことであり、予想していなかった感情が湧いてきた。それは一言で言うと「安堵」。親の務め、というあまり好きではない言葉が今回は、ぴったりくる。自分のときは高校卒業は当たり前のことで、偉くもないし、ありがたいとも思わなかった。親のおかげとも思っていなかった。しかし、親の気持ちは全然違うものなのだと初めてわかった。彼に「高校卒業」をくっつけてやれたことは親として、うれしい一区切りだ。
長男の高校の合格発表のとき、うれしいより先に「大変なのは、これからだ」と思った。入学式より卒業式のほうがうれしかったし、明るい気持ち。彼の人生を長い目で見ていきたいと思う。明るくて広い世界が待っているような気がする。
長男の高校の合格発表のとき、うれしいより先に「大変なのは、これからだ」と思った。入学式より卒業式のほうがうれしかったし、明るい気持ち。彼の人生を長い目で見ていきたいと思う。明るくて広い世界が待っているような気がする。
2007.03.02 (Fri)
オニばあさん
結婚生活は小樽で始まった。山の中みたいなところに家を借りて住んだ。隣の隣あたりにひとりで住んでいる女の人がいた。私たちはオニばあさんと呼んでいた。失礼ながら鬼みたいな顔をしていたから。そして、やせていて漫画のいじわるばあさんそっくり。年齢は多分60くらい、ばあさんと呼ぶには若かったと思う。オニばあさんは雪かきを実にていねいにすることぐらいで普通の人だった。でもいつも鬼みたいな恐い顔で手をうしろに組んで前かがみで歩いていた。小樽には4年住み、転勤で次は富良野に行った。
しばらく忘れていたオニばあさんを私は思い出した。2年前、仕事を始めたばかりの頃。慣れない立ち仕事でへとへとになって、力をふりしぼって歩いて帰る。とぼとぼ、とぼとぼ、ものすごくゆっくりだ。これ以上のスピードでは歩けないのだ。そのとき手をうしろに組んで前かがみになって歩いていた。この格好は楽。でもどこかに、こういう姿の人がいたなぁ。あぁぁぁ、オニばあさんだ!
夫に20年経ったら私もオニばあさんと同じ格好で歩くようになったよ、あの格好は楽だわ、と言った。そしてオニばあさんは元気かな、もういないかもね、とあの頃とあの場所に思いを馳せた。
しばらく忘れていたオニばあさんを私は思い出した。2年前、仕事を始めたばかりの頃。慣れない立ち仕事でへとへとになって、力をふりしぼって歩いて帰る。とぼとぼ、とぼとぼ、ものすごくゆっくりだ。これ以上のスピードでは歩けないのだ。そのとき手をうしろに組んで前かがみになって歩いていた。この格好は楽。でもどこかに、こういう姿の人がいたなぁ。あぁぁぁ、オニばあさんだ!
夫に20年経ったら私もオニばあさんと同じ格好で歩くようになったよ、あの格好は楽だわ、と言った。そしてオニばあさんは元気かな、もういないかもね、とあの頃とあの場所に思いを馳せた。
2007.03.01 (Thu)
お赤飯
今日は長男の高校の卒業式だった。晩ご飯、お赤飯にしよう。お赤飯は小豆のと甘納豆のがあるが、うちは甘納豆派。簡単、甘くておいしい。
お赤飯を炊くほど卒業がめでたいのかというと、とてもめでたい。予想だにしなかった大変な思いをしての今日である。卒業式の帰り夫と学校近くの、おすし屋さんでお昼ご飯を食べてふたりで祝った。にぎり寿司ランチは今日のよき日にぴったりだった。
卒業式の校歌斉唱では誰も歌っていない保護者席で元気一杯歌うのも変なので歌いたいのをこらえた。大好きな校歌。私は同窓、歌詞も全部わかる。口だけ動かして歌う気分を少し味わった。卒業生が退場するとき1クラスごとに立ち止まって、在校生に向かってポケットにしのばせておいた小さなお菓子をたくさん投げる。それ~~って。在校生たちは自分の椅子に座ったまま、キャッチ。たのしい~~。これは私の頃には無かったなぁ。ウルトラマンのついた落下傘を投げた子がいてみんな笑った。
校長先生は式辞で「夢を持つこと、出会いを大切にすること、挨拶をすること」を話していた。昔は体育館で聞くそういう話は何を言っているのかさっぱりわからなかったけれど、今日は「おはなし」よくわかったよ。
お赤飯を炊くほど卒業がめでたいのかというと、とてもめでたい。予想だにしなかった大変な思いをしての今日である。卒業式の帰り夫と学校近くの、おすし屋さんでお昼ご飯を食べてふたりで祝った。にぎり寿司ランチは今日のよき日にぴったりだった。
卒業式の校歌斉唱では誰も歌っていない保護者席で元気一杯歌うのも変なので歌いたいのをこらえた。大好きな校歌。私は同窓、歌詞も全部わかる。口だけ動かして歌う気分を少し味わった。卒業生が退場するとき1クラスごとに立ち止まって、在校生に向かってポケットにしのばせておいた小さなお菓子をたくさん投げる。それ~~って。在校生たちは自分の椅子に座ったまま、キャッチ。たのしい~~。これは私の頃には無かったなぁ。ウルトラマンのついた落下傘を投げた子がいてみんな笑った。
校長先生は式辞で「夢を持つこと、出会いを大切にすること、挨拶をすること」を話していた。昔は体育館で聞くそういう話は何を言っているのかさっぱりわからなかったけれど、今日は「おはなし」よくわかったよ。
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